講師紹介

碓井誠 USUI,Makoto ── 碓井流活法創始者・活法研究会技術顧問

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1950年、東京生まれ。

体に限らず数々の治療法を学ぶ。中でも、日本古来から伝わる活法(古武術整体)に大きな影響を受ける。その後、活法をベースに様々な療術の利点を活かし、「碓井流活法」を創出した。

井氏のセミナーでは常に笑いと感動が飛び交う。パフォーマンス性の高い施術は見ている者も虜にしてしまう。

 

創始者に訊く ─ Q&A

 活法との出会いは?

小学生の頃から柔道をやっていて、整復などは稽古の中で学んでいました。
学校が休みになると、信州のおじさんのところによく遊びに行っていました。そのおじさんは、加納治五郎(柔道の父)から直筆の免除をもらったような人で、患者さんの施術もしていました。子供も目でその様子を見ていましたが、今思えば活法だった気がしています。
もともと動物が好きで獣医になりたかったのですが、その頃から人の体にも興味を持つようになりました。本格的に活法を学ぶようになったのは20年前のことです。

 今まで学んだテクニックは?

中国的な整体の他、アプライドキネシオロジー(カイロプラクティック)などの療術を学びました。
同輝会というグループを作り、様々な講師を招いてセミナーを行っていた時期があります。とにかく、あらゆる治療法を見てきたと思います。

 今までどれくらいの人を施術しましたか?

数えていませんが1万人以上だと思います。

 技術の壁に悩んだことはありますか?

アプライドキネシオロジーをやっていた頃にありました。カイロプラクティックは骨の歪みで神経根が圧迫され痛みが発生するという考え方です。だから一生懸命真っ直ぐにしようとしていました。毎回同じところを矯正するケースも多かったです。
5割の確率で結果が出ていましたが、まっすぐにすることに疑問がありました。痛みが取れても曲がったままのケースもありましたから。

 活法に出会って変わったことは?

壁が一瞬にして取っ払われた気分でした。
活法では、まっすぐにするという概念は存在しません。カイロプラクティックとは違い、活法では、筋肉の緊張が神経の圧迫を引き起こすと考えます。
骨を支えているのは筋肉です。だから、筋肉が過緊張を起こすと骨は筋肉に引っ張られてしまいます。このように、筋肉の緊張の代償として骨が歪んでしまうと考えます。
骨を矯正しても筋肉の緊張が残っていれば、また骨は歪んでしまいます。だから、活法では筋肉を調整します。結果的に骨は中心に戻ります。