操法

操法とは、術者の身体的操作によって患者の自然体を導く技法である。術者の意識が描く動作と実際の動作の一致が技術の完成度を決める。

患者の肉体を術者の意識下に置くことがポイントである。術者自らが思い通りに肉体を操ることが前提条件となる。

牽引

大腰筋の牽引(碓井流活法)

牽引は、つまり過ぎた関節を開放するテクニックである。一般的な牽引と違って引く力は問題ではない。活法の牽引の特徴は、患者自身が自然に関節を開放してしまうところにあり、そのような状態に導くことがテクニックである。

主に患者の体重や姿勢を利用する。高度なテクニックとしては、術者が自らの関節を開放することで患者の肉体を(開放した状態に)同調させていくものもある。

神経調整

頚神経のストレッチ(碓井流活法)

坐骨神経痛のような神経を原因とする症状に使われる。神経の正常な活動状態を再現させ、自然状態を安定化させていくテクニックである。

筋肉調整

アキレス健の伸反射(碓井流活法)

筋肉に本来の収縮方向を喚起させるテクニックがある。本来の収縮運動が回復し、関節運動が向上するだけでなく、筋力が回復する。

また、筋肉を本来あるべき位置に戻し効率的に働ける位置に調整するテクニックもある。

関節調整

腓骨上げ(碓井流活法)

対象の関節を自然な状態に戻すテクニックである。また、対象の関節の動作を妨げる要素、つまり連動性を損なわせている原因を排除する。

カイロプラクティックに似たテクニックもあるが、骨の位置を問題とせず、自然な動作の回復を目的とする。この種のテクニックに対して恐怖心を抱く患者もいることから、状況に合わせて使用する。いずれにしても、無理な力は絶対に加えない。

意識調整

操法各種テクニックにおいて意識の調整が行える。正しい動き、正しい状態を積極的に患者に認識させていく。「動ける、痛くない」状態を患者に意図的にインプットすることで「動けない、痛い」という負のスパイラルから抜けることができる。